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このクソタイミング、やっぱ不倫だったんだ

つうか、不倫なんておかしいだろ

俺は？

イライラとやりきれない思いからどうしょもないクズ野郎になっていた。

 

けど、しょうがない

本人が嫌なら、断ち切るしかない。

冷静になった。

忘れよう。

 

気晴らしにストに出撃したのを憶えてる。

やってやるよ！

、、、、、

、、、、、

、、、、、

、、、、、

地蔵した。

テンションと言うかモチベがなくなってる。

ナンパ師として致命傷じゃないか

とにかく誰でもいいから声掛けした！

話せない！

 

相当ダメージが大きかったようだ。

 

くそ！！

ナンパなんてやらなきゃ良かった。

会わなきゃ良かった。

 

 

忘れよう。

仕事に集中しよう。

 

 

数日が過ぎた時に

彼女からLINEがきた。

具合悪い

気持ち悪い

はぁ？

まさか生でしたからか？

早くねーか？

会うことにした。

家に着く

さっき治った。

えっ？

そういえばお祭りなの知ってる？

そんな時期か

いかない？

ほんと女の気持ちってマジで理解できない。

こんな事されるとふつうに勘違いするだろ　やめてくれ

軽く祭りを観て 店に入る。

正直こいつの性格がよく分からない。

けどスト高の特権だよなぁ

男を魅了できる事は分かる。

そういえば、名前の漢字知らなかったよね

教えてなかったけ？

ここに書いて

腕を出してくる。

字綺麗だね 好きな字

そうかな？

うん

ここに私の名前

ハートまでかきやがって

俺さ、まじで好きなんよ

私も

なら

でも不倫はしない

絶対に無理

だからもう会わない

聞くと相当悩んだらしい精神科まで通って

今でも薬を常備していたのだ。

 

何も言えない

、、、、、、

店を出てドライブした。

時間は10時過ぎ

眠い

帰るか？

うん、ウチくる

彼女の家に行った

なんとなく分かった

これが最後だろう

セックスはしないから

会話もなく

後ろから抱いてるだけだった。

時刻は0じちかい

時間が経つのが早く感じた。

そろそろ帰らなきゃ

眠い

安心が欲しい。

寝る

下着姿になる彼女

きて

エッチはしないから

一緒に寝たい。

、、、、、

腕枕をして黙っていた。

このまま時間止まんねーかなぁ

ずっとここにいたい。

時間は2時過ぎ、ほんとに悩んだ

けど

ごめん、俺帰るわ。

そう

ほんとごめん

、、、、、、

身勝手すぎる。

、、、、、

何も言えなかった。

ほんとにきつかった。

ここを出たらもう二度と会わないだろう。

 

電気をつけないで

一呼吸して外に出た。

 

もう一度戻ろう？

駐車場まで何度も迷った。

 

家について窓から電気が漏れてる

あいつなんで起きてんのよ。

残業？

仕事だって、早く寝ろ

いつも一方的に黙らせて話し合いなんてないよね、

こっちの気持ち分かってる？

だから仕事だって

身勝手すぎる

もう一人で生活してよ

、、、、、、

やってしまった。

ナンパで家庭もメンタルも崩壊していた。

何のためにナンパしてんのかなぁ

女と遊びたいから？

結局苦しい気持ちだけ残って何も残らないじゃん

どうすればよかったんだろう？

もっと上手くやれば彼女と持続できたかもなぁ

もっと上手くやれば嫁にも嫌な気分にさせなかったのに

俺まじナンパむいてないなぁ。

 

もうすこし一緒にいたかった。

もっとクズになってれば良かった。

 

忘れられない夏の出来事だった。